費用の目安(シリンダーのサイズ・損傷箇所・損傷具合等によって異なります)
修理内容※1 | 分解調査費用 | 修理費用 | 合計金額 | 修理納期(分解調査期間含む) |
---|---|---|---|---|
パッキン交換 |
20,000~80,000円 分解が不要な場合は |
30,000円~ | 50,000円~ | 10~30日 |
パッキン交換 + 摺動部の補修※2 | 60,000円~ | 80,000円~ | 30~45日 | |
パッキン交換 + 摺動部の交換 | 80,000円~ | 100,000円~ | 45~90日 |
※2 ピストンロッドの再メッキ、シリンダーチューブの再ホーニングなど。
当社でできる修理
- 海外製油圧シリンダー
- 廃盤になっている油圧シリンダー
- 下記スペックの油圧シリンダー全般
- ロッド経 φ10mm以上
- シリンダー径 φ280mm以下
- ストローク 2,000mm以下
- 最高使用油圧力35MPa以下
当社でできない修理
- 分解できない油圧シリンダー(シリンダー製作でのご提案となります)
- ピストンロッドの曲がり矯正(シリンダー製作、またはピストンロッド製作でのご提案となります)
- 中古外車の油圧シリンダー修理(分解できないものが多く、パッキン・Oリングの入手ができません)
- 電子部品内蔵油圧シリンダー
- 「できる修理」のスペックを超える油圧シリンダー
- ショックアブソーバー、油圧ダンパーなど
- 油圧ユニットおよび油圧回路
協力会社で対応できる場合がございますので、まずはご相談ください。
お問い合わせの前に
上記の「できる修理」、「できない修理」をご確認ください。
修理をご依頼される場合は、事前にお写真の送付をお願いしております。また、お客様ご自身でシリンダーを取り外していただき、当社に現物を送っていただくことが必須です。そのうえで寸法測定と設計を行なった後に製作となります。
※調査費用は別途かかります。
修理に関するよくあるご質問
はい、可能です。
ただし、対象シリンダーの下記詳細情報が必要です。
シリンダー図面(シリンダー内部構造、パッキンリスト、外観寸法が記載されているもの)
【上記シリンダー図面がない場合】
- シリンダー全体+損傷・不良個所がわかる写真を数枚
- シリンダー径、ピストンロッド径、ストロークなどの製品スペック
- 損傷・不良状況(~からの油漏れ、~の部位損傷、動かない、速度がでない、下がってくるなど)
- ご要望(どのようにしたいか)
をお伺いした後に概算見積もりを提示させて頂きます。
【情報がない場合】
情報がない場合は、現物をお送りいただき、当社にて調査させて頂きます。その場合は、事前にご確認の上、調査費用として20,000〜80,000円(税別)をご請求させて頂きます。
※調査費用は、シリンダーのサイズ・損傷箇所・損傷具合等によって異なります。
※調査終了後のシリンダーの返却はお客様負担(着払い)となります。
分解・調査期間として、まず1〜2週間程度かかります。その間は修理依頼品をお預かりさせていただきます。調査後にお見積もりおよび修理期間を提示いたします。
概算の修理期間は、JIS型、建機用などの汎用性の高いシリンダーで入手しやすいパッキンの交換のみであれば約1〜2週間。ピストンやブッシュ等の摺動(しゅうどう)部品の交換、またはピストンロッドの再メッキ、シリンダーのホーニング加工などの補修が必要になる場合は、受注後約1〜1.5ヶ月。シリンダーやピストンロッド等の交換が必要な場合は、約2ヶ月の期間をみて頂いております。
量産の汎用品であれば修理できなくはありませんが、新規で製品を購入するよりも高くなる可能性があります。コスト、可動性、耐久性などを総合的に判断した上で、最善の方法をご提案させていただきます。
はい。「メーカーがわからない」「廃番になっている」「メーカーが対応してくれない」といった製品も、まずはお問い合わせください。特殊な製品にも柔軟に対応できることが当社の強みです。
シリンダーの脱着に関しては、専門の機械設備業者さんにまずはご相談ください。当社はシリンダーの製造・修理の専門会社ですので、原則としてお送り頂いた製品を調査したり、製品の図面を元に修理を行っています。現状では出張での現地対応はしておりませんが、全国にネットワークを広げて、今後は出張対応もできるようにしていければと思っております。
修理不良に起因する症状が見られた場合、最長1年間の保証を設けています。ただし、お客様の機械操作ミスや取り付け不良による破損・油漏れなど、また修理範囲外の部位の不良や破損、お客様の取り扱いに起因する故障等の症状につきましては保証の範囲には含まれません。